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赤ちゃんがずっと泣いていると、イライラしてあたってしまいそうです。 誰に相談すればいいですか?

2022年05月18日

赤ちゃんがずっと泣いていると、自分が責められているような気持ちになります。

新型コロナウイルスが心配でお出かけもままなりませんし、イライラして、赤ちゃんにあたってしまいそうな自分が怖いです。

こんな時、誰にすればいいでしょうかというご相談をうけました。

イライラしたり、子どもに手をあげそうになったり、一人で抱えられないと思ったら、ちゅうちょなく相談しましょう。自治体の子育て世代包括支援センターに是非ご相談ください。

地域によっては「子ども家庭支援センター」「子育てピアサポートセンター」など名称が異なる場合があります。

では、その地域の妊産婦、乳幼児を見守り、困りごとに寄り添って支援しています。

スタッフは皆さんのSOSに真っ先に対応したいというお考えです。

遠慮なさらず、すぐに何でも相談してみましょう。

子育て世代包括支援センターがどこにあるかわからない、もしくは、まだ設置されていないという自治体では、保健センターが窓口になっています。

イライラしてしまったり、子どもにあたってしまったりするのは、ママ自身のせいだけではありません。

誰もがこの閉塞した状況でがまんを強いられているせいなのです。まずは話を聞いてもらい共感してもらうだけでも、今この時をやり過ごすことができるのではないでしょうか。

地域の保健センターのほか、その他の相談窓口

  • 地域の子育て支援拠点
  • 児童発達支援センター
  • 児童相談所
  • 小児科
  • 産婦人科
  • 助産院 など

さまざまな場で相談を行っています。さらに病院の小児科などから、専門の相談機関につなぐこともできます。

大切な事は、ひとりで抱えず、まずは相談してみましょう。

出産後、気持ちが沈んだり、急に涙が出たり、自分でもどうしたらいいのかわかりません。

2022年05月17日

出産後無事、赤ちゃんが生まれてきてくれて、うれしくてしかたないと思う一方で、自分でもどうして?と思うことがあるのですが、急に気持ちが沈んでしまったり、涙が止まらなくなることがあります。 今コロナ禍ですので、新型コロナウイルスの感染の不安のからこんなふうに感じるの? いやいや!私がおかしいのか?いろいろ考えるのですが、どうしていいかわかりません? この様な相談を最近増えてきています。
多くのお母さんが、産前産後にこんなふうにつらい気持ちを抱えることがあります。 こんな自分ではどうすることもできないことから「私は母親失格だ」などと思い込むようになると、ますます自分で自分を追い詰めてしまうでしょう。 当院ではまず、十分に睡眠をとりバランスのよい食事をすることを心がけることを指導いたします。 更に自分ひとりで頑張りすぎないことをお伝えいたします。 このように気持ちが不安定になりやすい時期は、この意識を持つことがとても大切です。 とても悲しい現実ですが、妊娠中から産後1年未満の妊産婦の死亡原因の第1位は自殺なのです。 とても辛いことですが、この辛い現実をお母さんはもちろん、お父さんや家族も認識しておく必要があるのです。 一緒に暮らしている家族、特にお父さんにお願いです。お母さんはギリギリまで頑張ってしまって、なかなか自分からは緊急事態を伝えることができません。 ですから、お母さんがちゃんと食事をとれているか?眠れているか?最近笑わなくなってきているのではないか?など、しっかり見守ってあげる必要があるのです。 最低一日に一度は、一緒にごはんを食べる時間をつくれる様にしてください。 産前産後は、通常より不安な気持ちが強く出てしまう時期です。そして、もし症状に気がついた場合は早めに当院に相談ください。 産後うつやうつ傾向は、多くのお母さんが経験するものです。でも、ほとんどが一時的なもので回復してゆきます。産前産後はそんな時期なんだと家族みんなが知っておくことが大切です。
 
 
 

コロナ禍で不安なく出産して子育てをするためには何を気をつければ良いですか?

2022年05月17日

新型コロナウイルスの影響で、予定されていたお父さんお母さんの参加する両親学級のほとんどが中止になっています。
また、出産の時、病院へ行く妊婦さんへの付き添いが禁止になったり、お父さんの立ち合い出産もできなくなったりと、さまざまな影響が出ているのが現状です。
出産は、ただでさえ不安や心配が尽きないものなのに、妊婦さんたちにとっては、とても心細いでしょうね。

最近、少しずつ浸透してきている「産後ケア」をご存知ですか。
出産後に助産師から心身のケアや育児支援が受けられる仕組みです。

自治体によっては、やむなく中止されているところもありますが、「アウトリーチ型」と呼ばれる、利用者のお宅に助産師自身が直接出向く方式の産後ケアを継続している自治体があるよです。

当院のある兵庫県西宮市では、出産後、ご自宅に助産師さんが訪問していだだける制度があります。
もちろん、お互いのヘルスチェックは入念にきちんと行ったうえでの訪問になります。

母親の心身のケアと育児支援を目的として、助産師がご自宅を訪問し、沐浴や授乳などの育児をサポートします。一人ひとりの悩みに応じて一緒に改善策を考えて支援していきますので、お気軽にご相談ください。

利用対象者は、西宮市に住民票がある、生後4か月未満の赤ちゃんとその養育者で産後の体調不良や育児不安がある方

サービス内容
育児についての相談(沐浴、赤ちゃんのお世話の仕方など)
お母さんの産後の体調についての相談
乳房ケア(母乳マッサージ)や授乳方法についての相談
※掃除や調理などの家事支援は実施できません。

利用できる回数・時間
【訪問回数】原則4回まで
【訪問時間】1回あたり2時間程度。月曜日から金曜日の9時~17時(祝日・年末年始を除く)

利用料金
1回2,000円
生活保護世帯および市民税非課税世帯の方は無料となります。
 
いずれの場合も証明する書類が必要ですが、省略できる場合もありますので、詳しくは中央保健福祉センターまでお問い合わせください。

コロナ禍状況では、赤ちゃんのことも自分自身のことも不安でしょうから、医療の専門家とつながることができると、とても心強いですね。できれば妊娠中から、お住まいの自治体に「産後ケア」があるか問い合わせておくといいと思います。もちろん、出産後の方でも相談できる制度です。

「産後ケア」が中止されている、あるいはまだ制度が整ってない自治体であっても、保健師が電話相談での対応を増やそうとしています。もし、相談したいことがある場合は、まずはみなさんが母子健康手帳を交付されたところへ連絡をしてみてください。そこで、どんな相談先があるか教えてもらえると思います。
また、直接助産師に相談したい、不安な気持ちを聞いてほしいという場合は、助産師会でも無料電話相談を行っていますので、利用することをお勧めします。

妊娠中や出産直後は、精神的に不安定で、不安な気持ちが通常よりふくらんでしまうことがよくあります。

そんな時、お父さんなど周りの方は、心細そうにしているお母さんをサポートしてあげてください。助産師など専門家の力はもちろん大きいのですが、親身になって支えてくれる方がいてくれることの力は、何より大きいと私は考えています。

うつ治療が変わる? 

2018年10月18日

双極性障害なのにうつ病と診断される人がいる

今回は、本当にうつ病なのか?双極性障害など別の可能性はないのか?ということを調べる手がかりとなる「光トポグラフィー検査」や、米国で承認され日本でも臨床試験が始まった「経頭蓋磁気刺激」という治療法についてなどを、紹介いたします。双極性障害なのにうつ病と診断される人がいる、という背景には、「躁状態が短くうつ状態が長い」人がかなりの割合を占めている、ということも一因であると考えられています。うつ病の診断はこれまで問診により行われてきたため、診断がばらつくこともありました。双極性障害なのにうつ病と診断されている患者は、4割というデータもあります。光トポグラフィー検査「NIRS(ニルス)」では、脳の血流をもとにうつ病や双極性障害、統合失調症の診断をする

衝動的な行動を起こす危険がある

双極性障害なのにうつ病と診断され、抗うつ薬を飲み続けると、気分を高める作用によって衝動的な行動を起こす危険があります。例えば10年前、うつ病と診断され抗うつ薬を飲んでいたが効果が上がらず、残念ながら自殺されました。しかし衝動を起こした女性はNIRS検査により双極性障害と診断されました。ただし、自己判断で薬をやめるのは大変危険でので、薬についてはくれぐれも主治医に相談をしてください。光トポグラフィー検査は国の先進医療に承認され、全国14か所の医療機関でおこなわれており、費用は多くの施設で13000円となります。

通常、脳では不安や恐怖、悲しみを感じる「扁桃体」が過剰に反応しないように「DLPFC」という部位が抑制しています。しかし、うつになるとDLPFCの働きが低下するため、扁桃体が暴走し、不安や悲しみをずっと感じるようになります。

磁気刺激によるうつ病治療「経頭蓋磁気刺激(TMS)」

米国の大規模調査では、うつ病患者の3分の1は抗うつ薬が効かないという結果もあります。TMSではDLPFCという部分に強力な磁気を当てて脳を刺激くわえます。米国のあるクリニックでは患者の7割に効果ありました。回復後も、月1回の治療を続けている人が多いようです。FDAもうつ病を対象に承認され、日本でも杏林大学医学部付属病院で4月から臨床試験が始まる予定だそうです。双極性障害であるのに抗うつ薬を飲むと、衝動的な行動を起こす危険性もあることが問題視されているそうなので、家族など周囲の人が気づくことが、とても大切です。また、経頭蓋磁気刺激治療は、米国では薬が効かなかった患者に対して行われ、一定の効果を上げているそうです。うつ病研究が進み、治療の選択肢が一層増えそうなのはたいへん朗報です。

癌治療後のリハビリご存じですか?

2018年10月18日

癌のリハビリとは?

癌治療を行った後に後遺症が残る場合がある。その苦しみを和らげ、機能回復を図るのが「癌のリハビリ」です。例えば乳癌や肺癌の手術で「ひきつり」を起こした場合に、肩の動く範囲を広げる「可動域トレーニング」が行われます。乳癌や子宮癌などの手術の後遺症「リンパ浮腫」を防ぎます。さらに治療する「圧迫療法」と「リンパドレナージ」食道癌などの手術後におこる「嚥下障害」や「肺炎」を防ぐための、「呼吸リハビリ」や「飲み込みリハビリ」抗癌剤治療による運動麻痺やしびれを改善するための指先トレーニング、歩行訓練などがあります。

2010年に癌治療後のリハビリに対して医療保険点数がつくようになりました

2010年に癌治療後のリハビリに対して医療保険点数がつくようになりました。癌生存率が上がり、命が助かるだけでなくQOL高めることも重視したい反面、現状はまだ追いついていないリハビリの方法そのものは、脳梗塞などのリハビリとあまり変わらないようにみえますが、注意点が多くある骨転移を起こすと骨が折れやすくなるので、特に注意が必要なのです。さらに放射線治療や抗癌剤の影響で出血しやすくなる、貧血気味になる。リハビリを進めるための専門知識が必要になります。リハビリは、手術前や手術後も早期から始めることで、体の機能の早期回復や後遺症などの予防効果を発揮すると期待されています。食道癌患者のリハビリのスケジュールは、癌と診断されると、合併症や後遺症の説明、その後呼吸リハビリ、口腔ケア手術を行い、座る・歩くリハビリ、飲み込み・呼吸リハビリ、体力回復すると退院します。その後は家庭でのリハビリをおこないます。また乳癌や子宮癌の手術の後、手や足が大きく腫れるリンパ浮腫リンパの流れを促す圧迫療法とリンパドレナージを組み合わせて行うことが効果的と言われている。発症しても早期に弾性着衣を着用することで悪化を予防できます。

日本ではまだ治療を行う技術者や専門施設が少なく、治療に要する費用も一部にしか医療保険が適用されない現状がある

癌患者の半数の命が助かる時代になった一方、実はあまり知られていないのが後遺症の問題なのです。これまで、癌治療後のリハビリには医療保険の点数がつかなったことも背景にありますが、2010年以降、保険点数がつけられるようになり、現在はスタッフ養成が進んでいる最中なのです。食道癌では、手術前からリハビリをスタートします。手術後は体調が不安定で痛みもあるため、患者さんに話をしてもなかなか理解が難しい現実がありますが、術前から行うとその目的や方法も理解しやすく、治療に対する不安の軽減にもつながるそうなのです。

ガイドブックです。

リンパ浮腫の治療方法も、ここ数年でやっと広まってきたものの、専門の技術を持った人や施設が少なく、治療にかかる費用も一部しか医療保険が適用されていないというのが現状です。それでも癌リハビリが出来るということを知らずに困っているみなさんに、是非しってほしいので、主治医、あるいは全国都道府県にある癌拠点病院に問い合わせをしてみてください。