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コロナ禍で不安なく出産して子育てをするためには何を気をつければ良いですか?

2022年05月17日

新型コロナウイルスの影響で、予定されていたお父さんお母さんの参加する両親学級のほとんどが中止になっています。
また、出産の時、病院へ行く妊婦さんへの付き添いが禁止になったり、お父さんの立ち合い出産もできなくなったりと、さまざまな影響が出ているのが現状です。
出産は、ただでさえ不安や心配が尽きないものなのに、妊婦さんたちにとっては、とても心細いでしょうね。

最近、少しずつ浸透してきている「産後ケア」をご存知ですか。
出産後に助産師から心身のケアや育児支援が受けられる仕組みです。

自治体によっては、やむなく中止されているところもありますが、「アウトリーチ型」と呼ばれる、利用者のお宅に助産師自身が直接出向く方式の産後ケアを継続している自治体があるよです。

当院のある兵庫県西宮市では、出産後、ご自宅に助産師さんが訪問していだだける制度があります。
もちろん、お互いのヘルスチェックは入念にきちんと行ったうえでの訪問になります。

母親の心身のケアと育児支援を目的として、助産師がご自宅を訪問し、沐浴や授乳などの育児をサポートします。一人ひとりの悩みに応じて一緒に改善策を考えて支援していきますので、お気軽にご相談ください。

利用対象者は、西宮市に住民票がある、生後4か月未満の赤ちゃんとその養育者で産後の体調不良や育児不安がある方

サービス内容
育児についての相談(沐浴、赤ちゃんのお世話の仕方など)
お母さんの産後の体調についての相談
乳房ケア(母乳マッサージ)や授乳方法についての相談
※掃除や調理などの家事支援は実施できません。

利用できる回数・時間
【訪問回数】原則4回まで
【訪問時間】1回あたり2時間程度。月曜日から金曜日の9時~17時(祝日・年末年始を除く)

利用料金
1回2,000円
生活保護世帯および市民税非課税世帯の方は無料となります。
 
いずれの場合も証明する書類が必要ですが、省略できる場合もありますので、詳しくは中央保健福祉センターまでお問い合わせください。

コロナ禍状況では、赤ちゃんのことも自分自身のことも不安でしょうから、医療の専門家とつながることができると、とても心強いですね。できれば妊娠中から、お住まいの自治体に「産後ケア」があるか問い合わせておくといいと思います。もちろん、出産後の方でも相談できる制度です。

「産後ケア」が中止されている、あるいはまだ制度が整ってない自治体であっても、保健師が電話相談での対応を増やそうとしています。もし、相談したいことがある場合は、まずはみなさんが母子健康手帳を交付されたところへ連絡をしてみてください。そこで、どんな相談先があるか教えてもらえると思います。
また、直接助産師に相談したい、不安な気持ちを聞いてほしいという場合は、助産師会でも無料電話相談を行っていますので、利用することをお勧めします。

妊娠中や出産直後は、精神的に不安定で、不安な気持ちが通常よりふくらんでしまうことがよくあります。

そんな時、お父さんなど周りの方は、心細そうにしているお母さんをサポートしてあげてください。助産師など専門家の力はもちろん大きいのですが、親身になって支えてくれる方がいてくれることの力は、何より大きいと私は考えています。

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